日本テレビ系『木下部長とボク』木曜深夜0時頃放送
あこがれの大手広告代理店に入社した僕元は、入社初日に、土手でダンボールのソリすべりをしている奇妙な中年男を見かける。
それは、なんと自分の上司である木下部長だった。
主題歌『君とボクと』 歌:板尾こうせつ 作曲:南こうせつ
「帰ってええかなぁ?」が口ぐせのモノグサな上司を、
“平成の無責任男”板尾創路が演じている。この役ができるのは、この人か高田純次ぐらいであろう。
主演は、人気お笑いコンビ「しずる」の池田。
同僚には、「ココリコ」の田中、「ジャリズム」の山下、「ダイノジ」の大地、「カラテカ」の入江、「POISON GIRL BAND」の阿部などが出演している。
「しずる」池田の相方である村上は、木下部のライバルである君島部のメンバー。
ゲストには、取引先の専務に松本人志。行きつけのゲイバーのママに木村祐一など、大物芸人が続々登場。
まっちゃんは、副業で「ピンポンラーメン」というヘンなラーメン屋を経営している。
とにかく型破り!
木下部長は、天気がいいので「気持ちええなぁ」と、デスクを屋上に設置。青空オフィスである。
雨の日のために傘が配られ、パソコンにはビニール袋をかぶせて帰るように指示が出たりと、まるでコントだ。
リストラの面談を、ファミレスや釣堀、サウナやボートレース場でおこなったり、仕事中に部下と銭湯にはいったりする。
それでも、取引先との契約が成立したり、プレゼンが成功するなど数々の偉業を成し遂げ、伝説として語り継がれてゆくのだ。
こんな上司は、いかがだろうか?
『板尾日記』も好調だ。
連続ドラマ小説「木下部長とボク」