あなたは
“霊感”をお持ちだろうか?
よしもとの芸人
「ダイノジ」の大谷さんが語る怪談話である。
霊感テストとは?
「霊感テスト」とは、霊感があるかどうかを審査するテストである。
まず、目を閉じて、自分が生まれ育った家を思い浮かべる。
次に、ドアを開けて家の中に入り、家にある窓をすべて開けてゆく。
全部開け終わったら、今度はそれを閉じてゆく。そして、家を出るのだが、ここまでの過程で人間(または生き物)とすれ違ったら、その人は霊感があるそうだ。
この霊感テストを行ったAさんは、見知らぬ中年の男性に足をつかまれ、よくわからない言葉をしゃべりかけられた。
その時Aさんは、自分は霊感があるかもしれない…と思ったという。
虫の知らせ
Aさんの実家の母から電話があり、親戚のおじさんが亡くなったと聞かされる。
Aさんはお葬式に出かけて、自分の足をつかんだ中年の男性が親戚のおじさんであることを確認する。これは、いわゆる
「虫の知らせ」、
第六感というやつである。
Aさんは覚えていなかったが、お母さんに、子供の頃にバレエで履くトウシューズをプレゼントしてくれたのがこのおじさんであることを教えられ、このことからAさんは、おじさんが自分に最後に言いたかった言葉は、
「踊って」ではないかと思った。
しかし、話はここで終わりではなかった。数日後、Aさんの前に再びおじさんが現れる。
実は、おじさんがAさんに言ったのは「踊って」という言葉ではなかった。
気持ちが動揺しているときに、人の話している言葉がよく聞き取れないことがある。
その言葉が、自分が思っていたのとはまったく違う言葉だったというのは、意外に怖いことかもしれない。
おじさんの言葉が何なのか、動画を確認してほしい。
本当にあった怖い話「霊感テスト」